1940年
長野県諏訪市に生まれる

1941年
小児麻痺にかかり両足が不自由になる

1944年
開拓農民として一家で長野県下伊那郡伊賀良村(現・飯田市北方)に移住する

1953年
父親が諏訪市で看板業を再開。諏訪市に戻る

1956年
諏訪実業高等学校定時制に入学、油彩画を描き始める
同年、在学中に全国ポスターコンクールで2度入賞し、グラフィックデザイナーになることを決意する

1960年
武蔵野美術大学洋画科に入学し、油彩画を学ぶ

1961年
武蔵野美術短期大学商業デザイン科に再入学し、商業デザインを学ぶ

1963年
武蔵野美術短期大学商業デザイン科を卒業

1964年
諏訪市上町に”ホーコードーデザインスタジオ”を設立し、グラフィックデザイナーとして活動する

1965年
デザインの仕事の合間に、少年時代を過ごした伊賀良村の思い出をテーマに、絵を描き始める

1973年
旧ユーゴスラビアの素朴画家イワン・ラブジンを新聞記事で知り、”心の生計を立てるために描く”という生き方と作品に感銘を受け、素朴画家を志す

1980年
第29回小学館絵画賞を受賞

1982年
朝日新聞日曜版に「原田泰治の世界」を連載(4月から1984年9月)するとともに、1984年から「原田泰治の世界展」を全国22会場で開催

1985年
旧ユーゴスラビアへ旅行し、素朴画家イワン・ラブジン氏と会う

1987年
「ナイーフ三人展 ― 原田泰治とユーゴの仲間たち-」を全国各地で開催

1989年
12月より2年にわたりアメリカ合衆国5大都市にて「日本の四季を描く原田泰治の世界」を開催

1991年
帰国記念展「原田泰治アメリカを行く」を全国33会場にて開催

1993年
信州博覧会(7月~9月)に「原田泰治ふれあい美術館」を出展

1997年
長野冬季オリンピック競技大会文化芸術祭参加。「 ふるさと四季の風 ― 原田泰治の世界展」を出展

1998年
諏訪湖畔に「諏訪市原田泰治美術館」開館

1999年
紺綬褒章を受章

2000年
全国20会場で「原田泰治が描く ― 日本の童謡・唱歌100選展」を開催 (2001年8月まで)

2001年
11月からブラジル(サンパウロ、リオデジャネイロ)で「原田泰治の世界展」を開催 (2002年3月まで)

2002年
中央アメリカのメキシコ、コスタリカ、ニカラグアを訪問し、「日本の心」を伝える絵画展と講演会を開催

2005年
「原田泰治とクロアチアの仲間たち展」を全国各地にて開催

2008年
諏訪市原田泰治美術館入館者100万人達成。 ふるさと切手「ふるさと心の風景」シリーズ全国発売

2009年
第14回NHK関東甲信越地域放送文化賞受賞

2011年
財団法人逓信協会第56回前島賞受賞

2012年
上田創造館にて「新生[上田市]5周年記念・被災地復興支援/原田泰治の世界展in上田2012」を開催

2013年
「原田泰治の世界 in 福島 ふるさとへの出発」展開催

2014年
上田市交流・文化施設「サントミューゼ」ロゴ・マークデザイン担当

2016年
長野県・上田市立美術館にて「原田泰治が描く ふるさと詩情」展を開催。
兵庫県・丹波市立植野記念美術館にて「原田泰治が描く にっぽんの童謡・唱歌展」展を開催

2021年
信濃毎日新聞社・信濃文化事業財団「第28回信毎賞」受賞

2022年
3月2日逝去、享年81歳

著書
原田泰治自選画集、画集『原田泰治ART BOX ふるさと日本百景』、絵本『とうちゃんのトンネル』など多数